※青い文字の部分が追記部分です。

 

 

前回の「リバース」に続き、またまた書評です!

読書ネタが続きます。

 

読書に興味のない方、ごめんんさいね!

あと2記事書く予定なので、

もうちょい我慢して下さい!

更新のピッチを頑張って上げるつもりです!(出来るかな…)

 

 

 

今回は、

「嫌われる勇気」

 

 

※念の為、注釈を付けますが、

今現在、心がとても弱っている人、うつ病などの精神疾患を抱えている人は

この本も、書評も読まない方が良いかもしれません。

辛い内容になると言われています。

まぁ、自分は割と元気、という人は読んでみて下さいね。

 


 

前クールのドラマで、香里奈が主演のドラマでやっていましたね。

私はそのドラマを見ていましたが、

「みんなから嫌われて、ぼっちになって生きろ」という風に

感じてしまったので、

やはり最初の頃の、あのドラマの解釈は違うと感じました。

(後半はうまくまとめていったんじゃないかと思います)

 

 

本の方は、対話形式になっているのですが、

青年のセリフが、劇団員か!というほどリアクションがオーバーで

ちょっとウケます(≧▽≦)

 

 

 

少し大げさにイラスト描いてみました(笑)

かなり失礼な事を言う青年なのです(・∀・)

 

それに対して、どこまでも穏やかな哲人。

 

 

 

 

 

これは、奥深い話です。

 

 

パパッとレビュー書けるような内容じゃないです笑い泣き

 

文章じゃなくて、

なんなら、今から酒でも飲みながらアドラー心理学について

一晩中語り合いましょうか、という感じです。

(何、その、知的な飲み会)

 

 

 

 

本の中に書かれている、

「馬を水辺に連れていく事は出来ても、水を飲ませる事は出来ない」

 

全くもってその通りで、

 

水辺には連れて行けても、そこで水を飲むか、飲まないかは、

馬の勝手なんですね。

無理矢理飲ませる事は出来ないし、飲むなと命令も出来ない。

 

 

 

本の内容は真面目なお話なのに

私の絵はふざけていてごめんなさい。

 

 

 

 

 

分かりやすい話で言うと、

子供に「勉強しなさい」という親。

多くの親がそうですよね。

私もそうです。

 

だけど、勉強をするための手助けはしてあげられても、

勉強するかしないかは、子供の自由なんです。

 

塾に行かせたり、高い参考書を買ってあげたり、

勉強するための机を用意したり、学費を払ったり、

親がやってあげられるのはそこまで。

これが、「馬を水辺に連れて行く」所までです。

 

勉強するか、しないか、

これが、「水を飲ませる事は出来ない」という所です。

 

怒鳴りつけて、

「スマホ取り上げるよ!」

「ゲーム取り上げるよ!」

と、脅迫までして勉強させようとしますが、

無理矢理勉強させる事はしてはいけない。

勉強するかしないかは、相手の課題であって、自分の課題ではない。

 

親は、子供の将来の為に、いい大学に行かせる為に、

いい仕事に就かせる為にと

なんとか勉強してもらおうとしますが、

それは子供の人生であって、

親の人生ではない。

決めるのは子供自身。

 

「そんなこと言っても、無理矢理勉強させないと、

子供は勉強しなくなって、あっという間に落第してしまう。

まだ若い子供なんだから、

人生の先輩であるべき親が決めてあげないと」

 

といのは、間違いだと。

 

子供であっても、親とは対等で、上下はない。

人間関係に、上下は無い。

あるのは横のつながりだけ。

たとえ社長と新入社員でも、上下の関係ではなく、横の関係だと、

言っています。

 

では、子供に勉強してもらうにはどうしたらいいか、というと、

「馬を水辺に連れて行く」んですね。

 

どうして水を飲まなければいけないのか、

水を飲まないとどうなるのか、

そこをうまく伝えられていれば、勝手に水を飲むのです。

 

 

親が出来るのは、水がなぜ必要なのかを教える事と、

経済的な援助をすることと、

それに必要な準備をする事。

 

その上で、勉強しない選択(水を飲まない選択)をしたのなら、

それは子供の人生なのだから

口出しする必要はない。

 

人の課題に介入しない。

自分の課題にも介入させない。

 

「課題の分離」です。

 

と言っても、

勉強しなさい!

って、つい、言っちゃいますよねーてへぺろ

 

アドラーには反するかもしれないけど、

中学までは親が介入してしまう人が多いかなと思います。

 

 

これは、親子の話ですが、

他人も同様で、

相手の課題に首を突っ込まないということです。

 

 

内容は、これだけじゃなく、

色んなテーマがありました。

 

 

「承認欲求の否定」。

他者の期待を満たす為に生きてはいけない。

「いい大学に入れば親が喜ぶから」

「一流企業に入れば、世間体がいいから」

とかね。

 

 

「今のあなたが不幸なのは自分で「不幸である事を」選んだから」

不幸の星の下に産まれたのではなく、

自らが不幸になる事を望んだから、不幸になっている。

 

 

「あなた自身が変われないのは、あなた自信が「変わらない」という

決心を下しているから」。

変わる事には勇気が必要で、多少不満はあっても、

今のままでいる事が楽で安心なので、

変わらない決心をしているということ。

 

 

「全てのストレスは、対人関係にあり」

宇宙で一人になって、誰とも関わらなければ

ストレスはなくなる。

孤独も、他者が存在するから孤独を感じるので

一人しかいないとそれすらも感じない。

優劣のコンプレックスも、他者と比べるから。

ストレスの何もかもが、他者と関わるということにある。

 

 

こういうことを踏まえて、

どうすれば幸せになれるのかを教えてくれて、

そして、この瞬間から、全ての人が幸せになれると言っています。

 

 

 

これは私も昔から思っていた事で、

「全ての人に好かれる事は、ありえない」

自分を嫌って来る人は必ずいる。

その人に好きになってもらおうと、努力する必要はない。

そばにいる、「あなたが大好き」、という人を大事にしていってくださいね(o^―^o)

 

 

 

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私くらいの年齢の人だと、もう分かっている事が多いと思います。

こんなに人気の本なので、

何か、他にはない、斬新な事が書かれているかも!と思って読んでみたけど、

分かっている事ばかりでした。

 

分かっていても、実践するかどうかは別の話なので、

自分を変えたい!と思っている人は

読んでみるといいかもしれません。

 

怖いのは、この思考にどっぷりはまると、

大切な人にも、そうではない人と同じように接してしまう危険性があるということ。

大切なお友達には、

「それはあなたの課題であって、私の課題ではありません」と

突き放してはいけないと思います。

課題の分離は、口に出して相手を凹ませるのではなく、

意識の中でおこなうと良いと思いました。

 

大切な人は、大切にしてください。