花の鎖 [ 湊かなえ ]

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「花の鎖」を読みました。


雪、月、花、が名前に入った3人の女性が主人公のお話です。





これは、ながら読み、とか、流し読み、は、絶対できない本です。

時系列やら、登場人物が、


はて?


と、こんがらがりそうなのです。


そこに、湊かなえさん独特のトリックがあるわけなのですが、

途中で読むのをやめたら、何がなんだか分からなくなると思うので

読み始めたら一気に読みましょう。笑




中盤で私は気付きました。

「もしや、これは…!」

気付くと一気に面白くなる!

なるほど!

この話はあそこに繋がって、この人がこうだから、こうなっているのか!

てことは、あいつはこいつだ!

みたいに。

(何のことだか分かりませんよね(笑))




だが、レビューを見ると、後半まで気付かない人も多いようで、

そうなると、「難しくてつまらなかった」とか、

「結局、何がなんだったの?」と、読み終わってもよく分からないと言う事になっているようだ。



そういう人は、ネタバレを読んだ後で、二度読んでみる事をお勧めします。



少々のネタバレを言うと(言わないと書評書けないんだわ)、














繋がりがない3人の女性に見えて、親と、子供と、孫の、3世代の話。

なので時代も違います。

そんな説明はないので、3人の女性の話が、それぞれの視点の話で書かれていて

あっちこっちに話が飛ぶので、複雑に思っちゃうんですよね。




陽介、最悪だな!

陽介が一番悪い!



だが、いい人そうに見えた、森山清志も、器の小さいやつだったと分かる!

そもそもこいつが悪いのか?



かわいそうなのが、和弥。

その妻の、美雪。

森山清志と、陽介のせいで、人生変わっちゃったよね(ノ_-。)




ラストはすっきりします。





人が書いた設計図を、自分の名前で出して優勝、問い詰めるも開き直られ…。

しかも、その後も嘘を付き続ける。

そのせいで一人の人生が台無しになって、

その鎖はずっと繋がりからまったまま月日が経って行く。

最後には全部解明するのですが。

それじゃ遅すぎる。



陽介め!!!(まだ言う(笑))



私は、美雪に一番同情してしまいました…。





親戚と仕事をするというのは、現実でもよくある話なのですが

厄介なんですよね。

仕事は、赤の他人同士でやるのがお勧めです!










本の中で、「きんつば」がキーになっていて、しょっちゅう出てくるのですが、







焼きたてのきんつばなんて物があるのですか!!!!!!(見た事も聞いた事もなかった)









生クリーム入り~♪これは想像つくだけに、とっても美味しそう~~~♪

あんこと生クリームなんて、最高のコンビじゃないですか!







出てくるたびに、






特に、焼きたて!というのがどういうきんつばなのか、本気で食べたいです!

どこに行けば売ってるんだろう。

和菓子屋さんに行っても、焼きたてなんて無いもんね。




ということで、この本を読むと、無性にきんつばが食べたくなり、

頭の中がきんつばだらけになってしまうので、

手元にきんつばを置きながら読むことをお勧めします。笑






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大寒波がやってきましたね!

雪が降った地域の方は大丈夫でしょうか。

今回は、関東は降らなかったんですよ。

でも、寒かった~~~雪だるま

寒いけど、ウォーキング行ってる私です♪一人で。笑

夫は頭痛で寝ていたの。(偏頭痛持ち)

帰ってきてから万歩計見たら、「自転車」で走行している事になっていて測れず。

マジか!歩く速度が速くて、自転車だと認識されてしまったみたいだ!(ガーン)

(私の使っている万歩計のアプリは、自転車と徒歩の両方を計測してくれるやつなのです。

速度と距離で、自転車か徒歩かを認識しているみたいで、それが裏目に出てしまいました。

なんかいいアプリあったら教えてね♪)




この数カ月で3㎏増えて、いずれ元に戻るだろうと思ったら全然戻らなくて。

体重、3㎏落とすのです!