からの続きです。



赤ちょうちんで二人で飲んだ後、

はなちゃんは新幹線で新大阪まで帰らなければいけないので、

ちょっと早めの時間に店を出ました。

電車に乗って、東京駅へ向かいます。












今まで私が新幹線に乗った時というのは、大抵が朝か昼間で、

最終に乗る、ということをしたことがない為、

全く無知だったのですが、

新幹線の最終って、めっちゃ早いんですね。



てっきり、普通の電車とそう変わらないと思っており、

22時過ぎくらいまでは走っていると思っていたのです。



新幹線は、騒音の為に、0時を過ぎてから走行してはいけない、という決まりがあるらしく、

到着駅に0時を過ぎないように時間が調節されている、ということらしいのです。

(今回調べて初めて知りました)

なので、静岡や名古屋ならば、もう少し遅い時間のがあったのですが、

新大阪は遠いので、9時半ごろが最終のようです。








現在時刻は21時。

東京駅まで20分かかるので、

21時半となると、新幹線に乗るまでに10分しか時間がなく、ギリギリか結構ヤバい時間である。

「21時半くらい」と言っているので、

21時36分とか、21時38分とか、ちょっと遅めだといいなと思い

最終時間を検索してみると……







21時23分、最終。



(((゜д゜;)))



どうすんの!どうすんの!

帰れないわ!どうやって帰ったらいいのかしら!

そうだ、「バス」しかないわ!




私達二人は顔面蒼白になり、

東京駅に着くまでの間、必死に、「夜行バス」の予約を探す。






ところが。


この日は土曜日で、こんなに急に予約が取れるはずもなく、

見つける夜行バス全部が、

「本日の予約は終了しました」

「本日の営業は終了しました」

の文字が出てきて、夜行バスも期待出来ない状態になってしまった。




そのうちに、電車は東京駅に着き、

とりあえず、ロッカーに預けたトランクケースを取った後、

はなちゃんを待たせて私は、緑の窓口に飛び込む。








実際には、こんな雑な言い方はしておりませんが(笑)、

「新大阪まで帰りたいんですけど、新幹線終わってしまいましたよね!?」

「はい…」

「他に帰る方法は、夜行バスですよね!?」

「はい…」

「ところが、夜行バスは(スマホを見せて)全て予約がいっぱいで空きがないんです!

一席も空いてないんでしょうか!

一人分だけでいいんですけども!」

と詰め寄る私。





すると、

「バスの空き情報はここでは見れないんです」と言って、








「ここのつきあたりを左に曲がると、高速バスのカウンターがあるので

そこで空き情報を確認してみて下さい」と

教えてくれました。



「ありがとうございます!!!」と言って、







はなちゃんと共に、「つきあたりを左に曲がった高速バスのカウンター」を目指す。





が。




歩いても歩いても、つきあたりが見えてこない…。







あのお姉さん、

まるで100m先のように「つきあたりを」と言ってくれたけど、

東京駅の端っこまで行け、って事ですのね。



ロッカーの空きもなくて、やっと見つけた空いているロッカーは、ずいぶん端っこの方だったので、

現在地さえも結構端っこなのに、

だだっ広い東京駅の、端から端まで歩いたわさ。

(東京駅、めちゃめちゃ広いんです!)




ごめんね、こんなに歩かせて。

あぁ、時間を巻き戻したい。

最終が何時なのか、もっと早く確認していたら。

あと15分、居酒屋を出るのが早かったなら間に合ったのに。



こんなに苦労して、高速バスのカウンターへ辿り着いたとしても、

バスに乗れるかどうか分からないし、

ネットでは空きはゼロだったのだから、希望は薄い。



私がこの長い道を歩きながら考えていたのは、その最悪のケースの場合。

どこかホテルを取って、もう一泊してから帰る、とはなちゃんは言っていたんだけど

東京駅付近のホテルなんて高いし、やはり土曜日の夜なのだ。

いきなり行ってホテルが空いている確率も低い。



そうだ。



うちに連れて帰ろう(笑)



もうこれしかない。



こんなに重いトランクケースを引きずって、私のうちまで帰るのはちょっと遠いけれど

うちに泊めて、明日の朝、新横浜まで送ってそこから新幹線で帰ればいい。

でも布団が無い。(うちには客用の布団が無い)

娘と私が一緒に寝て、私の布団に寝てもらおうか。

そして、部屋が汚い!

突然の来客を受け入れられるような、ピカピカの部屋のはずがない。

バスがダメだったら、即座に夫に電話して、今から家中を掃除して

客を一人を連れて帰るから、泊まれるように準備してくれと言うつもりだった。




夫から見れば、

「一人で優雅に遊びに行った妻が、さんざん遊んだ後に、

突然今から友達を連れて帰るので、泊まれるように

掃除と寝られる準備をしろ。今すぐしろ。なう!と命令する妻」なわけだ。


だ、大丈夫かな…。



こんなことを、ひたすら歩きながら、一人で悶々と考え込んでいました。笑




そして、「つきあたり」に到着し、空き情報を確認すると………




ありました。




ネットではゼロでも、直接カウンターに行けば、幾つか空いておりました。



そのチケットを買って、無事にバスで帰る事になったのでした。



バス停まで送った後、安堵した私達は、

改めて、バイバイを言おうと思ったら、この、新幹線の最終に乗り損ねたという一連の出来事が、

ホント信じられない、何しとんねん!、だよねー、と

笑いが止まらず、とにかく可笑しくて、

「バスの中で思い出し笑いしちゃったらどうしよう」

「私も電車の中で思い出し笑いしちゃったらどうしよう」と

一人になるのが怖かったです。笑




今後の教訓。

帰る時間は、ちゃんと把握しておきましょう!

新幹線は21時台が最終ということも学習したよ。

飛行機はもっと早いからね。(←これは乗った事があるので知っている)

長く生きていても、知らない事って山ほどあるのね。






家に帰った後、この話を夫にしたならば、

新幹線に乗り遅れて、バスも空き情報がゼロ、という所まで話したところで、

「え!うちに泊めれば良かったじゃん!

向こうの旦那さんや子供が何も言わないなら、無理して今日中に帰る事もなかったんじゃない?

朝、俺が新横浜まで車で送っていくし、ゆっくり寝られるし、

そうすれば良かったのに」

と、彼の方から言いました。


「実は、バスが無かった場合、掃除と寝床の用意を頼もうと思ってたの」と言うと、

「おう!そんな時は任せてくれ!」と、

とても気持ちのいい回答をくれて、

夫を見直したワタクシなのでありました。へへへ。


その後で、

「だけど、最終時間の確認もせずに遊んで、新幹線に乗り遅れるって、

二人とも、バカなの?

とも言われました。





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そうよ、二人とも、バカなのよ。笑




3話に渡り、お出掛け日記にお付き合いくださいまして、ありがとうございました♪