の続きです。

前回、娘が生きている事を実感した事を
書きました。

せっかく前向きになったのですが…。


イケメン先生に呼ばれて
別室に行きました。


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推定体重が、1000gくらいと
思っていたので、
予想より大きくて本当に良かった、と
喜んでくれていました。

そして私の方の、退院までの
スケジュールを
説明して下さいました。


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娘は当分、NICUにお世話になります。

そして、私の主治医は
このイケメン先生だけど、

娘の主治医は、違う先生になるので
今度紹介しますと言われました。


2005akachan86

「大丈夫ですよ!」という
答えを期待していました。


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「まともに育つと
思わないで下さい」


頭の中で、こだましました。


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「養護学校に行けたらラッキー」


先生の言い方が、
あまりにもストレートで
身体から血液がなくなっていくような
感覚を覚えました。

医師は嘘をつかない。
大丈夫じゃないことを
大丈夫とは言わない。

女医先生は、医師としてじゃなく、
元未熟児として、
私に話をしに来てくれた。
その言葉には、希望しか無かった。
⑦話


でも、現実は
このイケメン先生がおっしゃる事が
本当なのだろうか。

産まれたばかりの娘を見た時の衝撃。
⑤話

その時からなんとなく
嫌な予感はしていた。

だから不安だったのだ。


でも、しっかり生きている娘を見て
「大丈夫かもしれない♪」と
思ったんですよね。


2005akachan90

覚悟?

ついこの間産んだばかりなのに
そんな覚悟を持てる人が
いるのだろうか。

助かった事は嬉しい!

でも、だからと言って
助かった後がどうなろうと
どうでもいいわけじゃない。


2005akachan91


何度も何度も、頭の中で、

「まともに育つと思わないで下さい」

この言葉が繰り返して再生された。

この言葉の破壊力と言ったら…。

そして、また、私は沈んでしまった。


もうちょっと、オブラートに
包んで言って欲しかったよね!


でも、はっきり言われた事により、
出来る覚悟もあり…。




ここで、
ちょっとだけ未熟児ちゃんの
説明を。

2005akachan92

未熟児と言っても、
体重により分かれていまして、
低出生体重児、
極低出生体重児、
超低出生体重児に、分かれます。

娘はこれの、
極低出生体重児なんですが、
舌噛みそうですよね(笑)

極小未熟児という言い方もします。

普段は、こんな面倒な漢字ばかりの
言葉は使わず、
「未熟児」という言葉を使っています。


1000g以上か以下か、
1500g以上か以下か、
2500g以上か以下か、
で、予後も変わると言われ、

娘が、1000g以下かもしれないと
思われていたのが、
その上の、1500gを切るくらいの
体重だったので、
先生達は大きくて喜んでくれていたのです。

でも、体重より、
週数の方が大事らしいです。

早く産まれれば産まれるほど、
まだ身体の各臓器が、
ちゃんと出来上がっていないので
様々なリスクを背負うことになります。

私が当時(17年前)言われたのは、
32週まで持って、2000gくらい
体重があると、
ほぼ、問題なく育っていくので
そこまでお腹の中で頑張って欲しい!
という事でした。

私が昔説明された事なので、
今はもっと小さくても大丈夫かも
しれないし、
違う所があるかもしれませんが、
だいたいこんな感じということで
読んで下さればと思います。

娘は、ただ小さいだけじゃなく、
たくさんの病気を持って
産まれてきました。

その病気の話は、また追々。


医師からの残酷な宣告で、
また押しつぶされてしまった私ですが、
今度は自力で立ち上がりますよ!



つづく。




◆過去記事◆

不妊治療の話。
 

子宮全摘手術。
 

見た目ばかり気にしてるJK( ´艸`)




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リスクは、あくまでもリスクで、
絶対にそうなるというわけではない。
なんなら、普通に産んだ子でも
リスクはあるわけで。
未熟児ちゃんは、その確率が高いだけ、
と思いました。

子供が何の問題も無く産まれ、
その子が健康に成人まで生きていく
確率を考えると、
子供を産み育てるというのは
大変な仕事だなぁと思います。

世界中のお母様たち、
いつもお疲れ様です!