の続きです。  

17年前の話を書いています。 

前回、リハビリを提案されたことを
書きました。

2007akachan09

帰り道、
めちゃくちゃ前向きになった私。

最初に聞いた時は、
寝たきりになると思っていたのが、
車椅子と言われたのがちょっと嬉しくて、
嬉しい話ではないのですが、
人は、2択だと、少しでもいい方に
考えようとするので。

失明か弱視、でも、
失明より弱視がいい、と思ったように。

しかも、リハビリを頑張れば
歩けるようになるかもしれないと思うと、
気持ちが上がりました!


2007akachan10

でも、必ず歩けるようになるわけじゃ
ないので、
車椅子生活の事も念頭に入れて。

バリアフリーにしなくちゃ…なんて
考えていました。


2007akachan11

古い話で、知らない方も
多いかもしれませんが、
娘が産まれた時よりも前に、

「車椅子の花嫁」というドラマが
あったんですね。
創作ではなく、実話で。

そして、乙武洋匡さんの著書、
「五体不満足」という本があるのですが、
私は、新刊の時に購入していました。
娘が産まれる前に発売された本です。
 
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かなり昔に読んだ本なので、
うろ覚えですが、
産まれつき、手と足が無くて、
だけど、産まれた時からそうなので
自分はなんとも思っていない。
産まれた時、周りの人が
「気絶するかもしれない」と思って
隠していたけれど、
母親の第一声は「かわいい」だった、
というようなことが書かれています。
(※↑修正しました。
教えて下さった皆さん、
ありがとうございます!)

乙武さんを取り巻く周りの方が
とても優しく、
本人も明るい。

読んだ時、涙が出るくらい
感動したんです!

きっと、どんな障害があっても、
本人と、その人を取り巻く周りの
気持ちによって
幸せになれるんだと思いました。

周りの人みんなが、こんなに優しい人
ばかりじゃないし、
そんな簡単なものじゃないというのは
分かっていたけれど、
そうでも思わないと
やってられなかったです。


2007akachan12

ただただショックで
泣いているだけの私でしたが、

私は私の出来る事を頑張ろう!
と思いました。

なぜか分からないけれど、
めちゃめちゃ前向きになった時でした。


その後私がやった事は…


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検索魔になりました。

今は昔よりももっと、
検索魔になる方が多いのではないかと。

息子がいたので、
パソコンに向かえるのは
子供が寝た後だけ。

寝ないで検索していました。


2007akachan14

だけど、どんなに検索しても
私が欲しい情報は手に入りませんでした。

病名で検索していたので、
出てくるのは医学的な難しいものばかり。


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私が知りたかったのは、
この病気の子が、どんな生活を送り、
1歳、2歳、3歳…と、
どんな風に成長していくのか。

母親として出来ることは何なのか。

5年後は?10年後は?

大人になったらどうしてる?

リハビリでどこまで回復するか
分からないので、

元気になった人の姿を見たかったのですが、
全く見つけられませんでした。

数件見つかったのは、
予後の悪いものでした。

でも、悪い情報も全て知りたかった。

自分の子供に起こりうる全ての事を。


2007akachan16

本屋にも何軒も足を運びましたが、
やはり、専門的なものばかりで
私の欲しい情報はありませんでした。


こうして、
情報が絶たれてしまいました。


そんな時、ふと目にしたのが、

2007akachan17

娘と同じ病名のものは無かったけれど、

「脳」について書かれているものは
多かった。

私はここに着目しました。


イラストに書かれている本の題名は
適当です(笑)




つづく。




◆過去記事◆

若いとすぐ修復する。


子宮全摘手術。
 

不妊治療の話。
 



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2020aaabana-01

2020aaabana-02



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前に書いた時も、今回も、
その後の成長過程を知りたいという方が
多かったので、
この出産記は長くなりそうです(^^;
日常の記事が全く書けなく
なってきたので、
たまに違う記事を入れていきますね。
私も息切れしてきましたし!

重い話が続くと
気持ちも重くなりますもんね。
(この後は明るい方に向かうと
思います)